10月も過ぎ、肌寒くなってきましたね。
寒い時にはやっぱり鍋ですよね~。
鯨ははりはり鍋・おでんなどなど。
かつて庶民にとって身近な食材だった鯨肉と、古くから関西を中心に栽培されてきた水菜を組み合わせて炊いた鍋。
鯨のだしが水菜にからんで食が進む。大阪の千日前で営業していた1967年創業の鯨料理店、徳家(とくや)が発祥とされ、30年ぶりに商業捕鯨が再開された2019年に閉店した。冬の味覚として大阪の人々に愛されてきた郷土料理。水菜を食べるときにハリハリッと音がすることからハリハリ鍋と名付けられたといわれております。
おでんは室町時代に考案された「焼き田楽(やきでんがく)」が江戸時代に串に刺したものを鍋で煮た「煮こみ田楽(にこみでんがく)」になり、現在のおでんのルーツになったとされております。現在では煮こみ田楽を「おでん」、焼き田楽を「田楽」と区別して呼んでます。
おでん種は日本各地でいろいろと特徴があります。関西では鯨の皮(ころ)や舌(さえずり)が定番。福岡では牛筋肉の串が欠かせません。沖縄では豚足(とんそく=ブタの足)。
あなたの好みのおでん種は何ですか?
当店のはりはり鍋は鹿の子を使います。2~3秒でしゃぶしゃぶして半生で食べると柔らかく噛めば噛むほどジュワ~っと薫り高い脂が口の中に広がります。
当店は鯨専門の精肉店で鍋に放り込む鯨部位は色々御座います。
追加のオーダーがあれば、百畳・百尋・コロ・さえずり・小袋・須の子と色々御座います。
おでんは「おでん」で別に作っとけばいいのですが、今のところおでんだけはやってないです。なんで?って「はりはり鍋」おでん具材を放り込めるからです。
今後は「おでん」だけも考えておきます。
調査捕鯨から商業捕鯨になったのですが、700頭→400頭に捕鯨数が減り、大変希少で高価な食材となりました。
フードロスの観点から御予約制にしております。
2名様~御予約頂けます。
カウンター:2~6名様席
テーブル:6名様制
合計12席の小さなお店ですので、テーブルは6名様でご予約下さいますよう何卒宜しくお願いします。