鯨の供給に関して
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調査捕鯨から2019年以降、商業捕鯨にかわり鯨の捕獲制限が更に厳しくなりました。
調査捕鯨時700頭➡商業捕鯨400頭とかなり減らされました。
救いはナガス鯨の解禁。
減らされた分、金額も上がざるを得なく、希少部位で人気の一級鹿の子は即完売。(もともとが殆ど無い)
現在捕獲されてる鯨は、大型船舶(日本の排他的経済水域内)ナガス鯨、イワシ鯨、ニタリ鯨。
小型船舶捕鯨はゴンドウ鯨、ツチ鯨、ミンク鯨など。
日本近海は汚染が多く、肝臓、腎臓、睾丸は破棄。
出航までに注文が付かない部位は破棄(破棄される部位は沢山あります)。
時代が変わり、老舗の飲食店の大将も変わり、鯨の部位の調理を継承する方もどんどん減りました。
私は鯨専門店をやって直ぐに今現在の60代~80代の方が鯨のどんな部位を食べてきたかって聞くと、赤身、おばけ、ベーコン、コロぐらいで殆どの方が鯨にこんなに多い部位があると知らなかったみたいです。(神戸市内)。
地方に行けば小腸、鹿の子、尾の身、本皮、腎臓、かぶら骨など知ってますが、調理出来る職人さんが殆どいないのが現状です。
そら~値段が高くなるわな!捨てるんだから。
当初、神戸鯨精肉店では単品で料理を提供しておりましたが、知ってる部位の注文ばかりで知らない部位は殆ど頼まれませんでした。
このままでは捕鯨は何も変わらない。余すところ使うのが鯨。価格の安定。少しでも変えていきたいと思い、コース料理に代えて色々な鯨の部位を知ってもらい、味わってもらいと思いました。
勿論、鯨は天然資源、捕りすぎないように、海の環境も守り捕獲しなければいけない。
健康食材鯨肉、縁起物の鯨肉、日々美味しく頂けるように色々な部位を仕込み、新しい料理を考案しております。
神戸鯨精肉店 店主