1853年のペリー来航以降、日本は開国し、神戸を含む複数の港が開港しました。神戸は特に、捕鯨基地として発展し、日本初の国産捕鯨母船「日新丸」も昭和11年神戸の旧川崎造船で建造されました。戦後、鯨肉は日本の貴重なタンパク源となり、一時、国民一人当たりの食肉消費量で牛肉や豚肉を上回ったほどでした。つまり、神戸と捕鯨は深く結びついていた歴史があるということです。
なぜ神戸で鯨料理店を始めたのか?
それは、神戸を盛り上げたいという一心の故です。
かつて栄華を誇った神戸。しかし、今は少し元気がない。
そんな神戸に、新しい風を吹き込みたかった。
私は神戸で生まれ育ち、この街への愛着は人一倍です。
幼い頃からおばあちゃんから鯨の話を聞き、その魅力に取り憑かれました。
鯨は、私にとって単なる食材、日本の文化だけではなく、神戸への想いや、新しいことに挑戦する勇気を象徴するものです。
神戸生まれの鯨料理店。伝統の味を守りつつ、新しい鯨料理と鯨加工食品に挑戦しております。
「神戸鯨」というブランドを創出し、「神戸鯨」を神戸のソウルフードにしたい!全国に神戸を発信したい。
それは、私にとってのライフワークであり、情熱の証です。
神戸鯨肉